菊池風磨くんで50音短歌
ふうまくん、お誕生日おめでとう!!!!!
ふうまくん。優しくて、まっすぐで、照れ屋さんで。器用だけど不器用な、ふうまくん。
この一年は、貴方の言葉に、まなざしに。たくさんたくさん救われた年でした。ありがとう。
ふうまくんの背負い込んだ荷物が軽くなることはきっとないのかもしれない。だけど、優しい貴方が、手のひらをぎゅっと握りしめたままの貴方が、どうかどうか幸せで過ごせますように。貴方が何かを憎まぬように。貴方が無意味に傷つかぬように。
そんなおもいを込めて、今年も50音短歌を贈ります。26歳の一年、25歳よりもっともっと楽しくなりますように!
あ
「明日も」の続きは来ぬと知りながら
きっとねきっとと 夜を探して
い
いつかまた 扉の向こうを夢に見る
ゆらゆらゆらり あかなめの影
う
後ろ側 感じる体温 心拍数
春の雷鳴 止まらぬ10年
え
描く世界 紡ぐ音色に想い乗せ
そろそろ手に取る 喧嘩の合図
お
おもいだま 君に届けと閉じ込めた
流れる景色 夏の横顔
か
重ねゆく 月日の重さと夕焼けと
背丈も声も、心までをも
き
君の名を呼べるその日を願いては
空に浮かべた βのてんびん
く
悔しいも嬉しいも全部迎えに行くよ
来年の僕が笑えるように
け
妍麗の君 魅せる横顔 盗み見る
ファインダー越し 月が綺麗ね
こ
困らせる前に一言「落ち着いて」
跳ね出すボール 触れる手のひら
さ
彩雲のたどり着く先夢に見る
5色の花びら 重なる未来
し
「静かだな」それがほんとの君だから
ふーまちゃんとは言わせないけど
す
ステージを彩るその夜信じてた
瞬く星々 五寄せ星
せ
青春と夏が交わるその刹那
ハワイの夜も白良の春も
そ
そびえ立つ 桜の大木追いかけて
触れた掌 柔い温もり
た
立ち止まる バベルの隙間覗き見て
彼は誰時を離さぬように
ち
千五百秋 たとえその花かれようと
花咲く明日を描けるように
つ
つうかあを超えたその先15秒
声聞かずとも君の顔見え
て
袖の時雨 息を忘るるほど美しく
愛しと言えば君怒らむや
と
遠くに来たなと僕が泣く
いやまだ近いよ、貴方は笑う
な
なかぞらにのみ物を思ふかな
君を一目見しほどより
に
匂い袋 媚薬纏し 初恋泥棒
きっとここから ハッピーエンド
ぬ
温む間もなくするりするり溶けていく
「許せない!」唯一無二の叫び声
ね
寝待ち月 このまま消えろと口付けた
さよならの合図は見て見ぬ振りで
の
野薔薇の棘とりき夏 君笑う
愛を還した星降る夜よ
は
映え映えし 四つの音色を盗み聞く
優しい君に 気付かぬふりして
ひ
ひうひうと風吹く秋の夜 靴が飛ぶ
ポップ、ステップ 始まりの鐘
ふ
怫悅で素直な君に触れし時
責任の音 気付かぬふりして
へ
変化なき未来や明日など壊してしまおう
常識も、非常識をも 満たされずとも
ほ
寿き歌を優しき君に贈らばや
嘘つきな君にまことの愛を
ま
舞姫の描く天下を信じたり
一軍も敵はぬ眩しき瞳
み
みなわの今日 忘れはしないと瞳閉じ
四つの背中を 逃さぬように
む
産霊の神 見つけし記憶 途切れぬ世
殿下の姿 しばしとどめん
め
めぐり逢ひて 波と星の音に 誘われて
最初で最後の一生を
も
桃の花 綺麗なかたち 産みいだす
しまうまプリンプリン 艶鮮やかに
や
優しがる 本音を言わぬ 君に問う
「ふうまくんは?」ビキニで誤魔化す 君笑う
ゆ
雪模様 吹き飛ばす風 春を呼ぶ
磨いた光 鮮やかな桜
よ
夜を籠めて 祈りを言葉に 閉じ込めて
朝よおいでと 手を伸ばし
ら
落書きの飛行機飛ばしてついた先
ココアの香り あの日の楽園
り
リハーサル 歌えぬ君を見て笑う
きっと本番 飛ばすだろうな
る
留守番に並ぶ名前に時止まり
「もしもし菊池?」光る六文字
れ
檸檬のよう 君の記憶は 夏模様
夏も恋も 離さないでよ
ろ
朧朧たり 空の向こうに君探す
霞ゆく時 夜明けの合図
わ
忘れゆく景色の向こうに君探す
「きっとね、きっと」答え合わせは遠に過ぎ
を
をかしばむ きみの言の葉 道標
明日を照らす おまもりのごとし
ん
んで結ぶ 君の呼び方 まあるい声
たまに飛び出す 「ふーまちゃん」
踏み出した世界は少し歪で
うまく生きるには難しかったけれど
まあるい世界を信じていたら
勲章掴んだ10周年。
音にきままにつられるように。
目指した世界を描けるように。
出来ること、やりたいことを詰め込んで、
特別な15年後を過ごせるように。
嬉しい未来を、迎えに行くよ。
優しい優しい貴方に、幸あれ!